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大学生活編①(薬学部って物理と生物の選択科目、どっち選ぶといいの?)

2023年3月8日

こんにちは、薬学部薬科学科のyogurt(ヨーグルト)です。

 この記事では、薬学部受験を目指すうえで物理と生物の選択科目はどっちのほうがいいの?という疑問に対して、受験を経て大学に入学し、大学の講義を実際に受けて経験したことを踏まえて考えを述べようと思います。あくまで個人の意見なので、参考程度に軽く捉えていただいて大丈夫です。

結論から言うと、好きかどうか、得意かどうかなどを基準として物理か生物を選択していただいて大丈夫です!

その理由を2つ述べようと思います。

 1つ目の理由は、共通テストや二次試験においてどちらの方が点を取りやすかったかどうかは実際に受けてみるまで分からないからです。

 僕は物理を選択して受験に臨み、共通テスト及び二次試験で前年に比べて生物がやや易化し、特に二次試験では物理が難化したこともあり、想定していたように点数が取れませんでしたが、生物に比べて好きな物理を選択して勉強してきたからこそ、ここまで勉強のモチベーションが続いたのかなと思い、受験の性質上しょうがないことだと案外すんなりと受け入れることができました。そのため、受けるまで難易度が分からない以上は、自分の好きな方や得意な方といった基準で選んで少しでも勉強のモチベーションを保ちやすくした方がいいのかなって思います。

 2つ目の理由は、薬学系の科目において物理選択者でも生物系の科目で高得点は取れるし、生物選択者でも物理系の科目で高得点を取ることが可能だからです。

 先ほど述べたように僕は物理選択者で、1年時は特に生物系の科目が多く生物選択者と差がつくのではないかと不安に感じることもありましたが、高校のように与えられた問題から考察するといった問題よりも、僕の大学では講義資料の重要なキーワードやなぜそうなるか?についての理由などを覚えていれば解ける問題を問われることがほとんどだったので、試験前にしっかりと試験勉強することで学年でのTOP層の点数を取ることができました。加えて、大学で学ぶ物理系の科目や生物系の科目は高校で学習するレベルよりも深く学ぶため、大学に入って初めて学ぶといった内容が大半、もしくはほとんどになる科目だってたくさんあります。

 また、僕の学年において通算GPA(大学入学時点からの総合した成績)の上位10%の人でも、物理選択者と生物選択者の割合はほとんど変わらないため、本人の努力次第で物理選択か生物選択かにかかわらず各科目で最高成績を修めることは十分可能です。

 したがって、ここまでの2つの理由を踏まえると、高校での物理と生物の選択は好きな方や得意な方といった基準で選んでいいのかなと思います!

 僕自身生物が苦手で物理が得意だからって理由で物理を選びましたし、友達も同様の考え方で物理、生物を選択していたので(笑)。

参考になったかわかりませんが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

読んでいただいた皆さんの助けになれば嬉しいです。